感想2つ

鋼の錬金術師(16) (ガンガンコミックス)

 コンビニにてゲット;;
 ハガレンは単行本派なので、ドキドキしながら読みました★ハガレンは、キャラの数が多いと思うのですが、どのキャラも大事に作品中に使われているのを感じます。
 バラバラになってしまったマスタングの仲間達と、それぞれに行動を始めた面々。
 そこに来て、新キャラ投入!アームストロング少佐のオネェさんΣ び、美人さんだ。そして、怖い。キラキラ〜/// 最後に出てきた敵キャラも新キャラ?(ドキドキ←あのキャラと、あのキャラを合体させた様な感じなので。)
 どっぷりと濃く、血なまぐさい世界設定なのに、随所にギャグもちりばめられた、独特のバランス感覚が大好きです!(あ。今回もカバーをはがして……ぷぷぷっ)
 新たな場所で、今後どんな展開をしていくのか楽しみです!

ハルカ 天空の邪馬台国感想!

 もの凄く長くなりそうなので、興味のある方のみどうぞ。
 広いおでこがチャームポイント。ちょっ自分の弱いところは隠しつつ、先頭にたってみんなを励ましながら闘うヒロイン。ちょっぴり秘密持ち。 その子のアップが描かれたカバーイラストがとってもキュートで、その姿をイメージし易かったです。
 そんなヒロインは桝田さんのゲーム作品では「定番」なのだと思います。そして…そんなキャラクターを思い浮かべた場合、8割くらいの確率で高山みなみさんヴォイスです(笑)
 今回のヒロインのようにH大好き(?)な子はゲームには出てきてないと思うのですが(居たかな?)

 一方、一般的な青少年である主人公は、大陸の血が入っていることを除けば、本当にごくごく普通の少年だと思います。女の子の裸にハァハァするし、ちょっと抜けてるところもあるけれど、恋人になったヒロインを決して裏切ることのない様子は良いですよ。 特に後半に向けて、どんどん自身を増し(心が)強くなって行く様子は読んでいて好印象。

 物語は、邪馬台国の時代に英雄(?)として呼び出された主人公がヒロインや仲間の力を借りて敵を迎え討っていくのですが、1つの舞台毎フィールドやキャラの属性が違うのはRPGに通じるモノがあります。
 が、違うのは、主人公達は勝つ(?)のに、そのフィールドがことごとく敵の手に落ちてしまってる事です。(この辺は実際に読んでもらった方が判りやすいですよ!)

 文章も現代の男の子の目線で書かれているので、とても読みやすいので、難しいことを考えることなく読み進めることが出来ました。
 …が。残念だったのは、桝田さんの作品にしては脇キャラが薄い感じがしたこと。(中には、キャラにあまりこだわりのないのが特徴の作家さんもいらっはるそうです///)
 オレシカにも登場したキャラが出てきたのは嬉しいのですが、ゲームの時以上にキャラが深まった感じはありませんでした。
 特に、敵キャラにおお!と思えるのがいない。 美形敵キャラ萌えではありませんが、誰か1人、そおいった目を引く敵がいても良かったのでは無いでしょうか。(それをやると、収集つかなくなるので却下だったのかもしれませんね)
 で。徐福。。ああ、やっぱりそおなんだ…感が。手足の無いヒルコとか両手足のギミックとか、他人の体に取り憑くとか。とってもデジャブーを感じました。(ひとり撃沈)

 後書きで御本人も書かれていたとおり、伏線が伏線のまま終わってしまっている流れもあるので、次回作で解消されていくのかな、と思っています。
 トータルして。主人公の見た場景がたっぷり伝わってきた、(多分)ハッピーエンドなお話でした。