ハッピーエンド

 先日完結した三原ミツカズさんの死化粧師の最終巻読みました。

 この少し前に同じく完結した毒姫の終わり方が自分が期待していたのと違っていて、少しもやっとしていた部分もあったのですが……ハッピーエンドに涙が出ていました。感動!!
 ただ精神的な葛藤を乗り越えてラブラブになれてよかったねー、だけではなく、1巻から読んでいると近所のおばちゃんが知り合いの小さいころから知っている子の幸せになった姿を見る、そんな感慨がこみ上げてきました。
 三原さんの描く人間の葛藤が好きです。ファンタジーのような壮大なジレンマを通り越した不条理世界ではなく、それぞれに喜怒哀楽があって、時には切なくなるほどの悲しさもあったり、笑いもあります。
 次回作も期待なのです★