デジャブー

 ↓この作品を読み終えた時、なんだか同じような設定のミステリー小説を読んだ記憶が横切った。
 

殺人鬼 (双葉ノベルズ)

殺人鬼 (双葉ノベルズ)

 うん。そうだ、これだ!
 
そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)

そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)

 そう思いつつ、「そして二人だけになった」のレビューを読んだら、むしろ霧越邸殺人事件 (新潮文庫)の方にいているようだ。まだその本を読んでいないのですが…ネタが判ってしまった気がする(笑)
 「殺人鬼」は館シリーズやどんどん橋〜を読んできた私には、ちょっとショッキングな内容でもありました。殺人シーンを枚挙を厭わず詳しく書いてくれてます;; 洋画で仲間をはぐれてHをはじめたカップルから殺されていく、あのゴールデンパターンを取り入れているのは、狙ってのことだろうと思います。
 どんどん登場人物が死んでいっていく恐怖パターンはそして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)(←うおっ!清水俊二さん翻訳だわ)が有名ですよね♪ 私の記憶が確かなら、この作品をモチーフにした回の「うる星やつら」をアニメで観ました。ラムちゃんが死んだ時、あたるが「夫婦は一緒に死ぬんじゃなかったのかよ…」って泣いていた記憶も。
 詳しい方、ワタクシの曖昧な記憶を補填してくださいませ。