懐かしくも

 今日絵日記にアップした絵のタイトルを(後付で)ふよふよ考えていると、何故かT.M.Nの曲のタイトルや歌詞が色々浮かんできた。結局全然関係ないタイトルを付けたのだけど。
 小室みつ子さんや井上秋緒さんの詩はスタイリッシュで遊び心があって好きです。他にも好きな作詞家さん(作詞も作曲もされる方を含め)は一杯いるけれど、直ぐに名前の浮かぶ作詞家さんはこのお二人。


 昨夜キッズステーション最遊記の傑作選を放映していたのを聴いていて(サウンドオンリー;;)西行の詩を思い出した。

願わくば
花の下にて 春死なん
その如月の
望月の頃

 日本人らしい感性なのに、何故か最遊記(外伝)によく似合う。峰倉さんもつかってらはったですよね。
 滅びの美学が通じてるのでしょうね。終わるために始まった物語。


 桜繋がりで、「桜の木の下には…」は勿論「月下独酌」を思い出しました。
 我と月とそして影。結局は独り興じる園。寂しさを漂わせつつ、春の不可思議な情景を読み込んだ好きな詩です。
 この詩に出会わせてくれた小暮伝衛門デーモン小暮閣下)には感謝!


 北海道の春はまだ少し先ですが、桜の季節が醸し出すあの雰囲気が今から楽しみです。
 ……間違ってもジンギスカンの臭い漂う花見のことではありません!(北海道の花見ではジンギスカンが定番です)