2009-09-01 夏の終わりに 漫画&小説 書店で何気なく手に取った文庫。最近よく見かける作者さんだなぁ〜と思いながら読み始めたら、とても好みな内容だった♪♪きつねのはなし (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06/27メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 311回この商品を含むブログ (173件) を見る 多分、きっちりとした落ち(説明)が無いと納得いかない人にはモヤモヤする内容だと思います。私も若干そういったところはあるのですが、そのモヤモヤ感も含めて楽しめました。 伊坂幸太郎作品ほど強いものではありませんが、各短編を通じて共通する店や人物が出てきたり(同じ場所や人物であってもその都度違う設定があるのが、モヤモヤが駄目な人には耐えられない最大部分だと思います;;)、どこか幽玄で不思議な世界感は蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)と通じるものがあります。