読みまくり

 ここ数ヶ月読書意欲がだだ下がりで「積ん読」状態だったのですが、ここ1週間くらいどんどこ読み進んでいます!
 先週は作者不詳 ミステリ作家の読む本 (上) (講談社文庫)作者不詳 ミステリ作家の読む本 (下) (講談社文庫)を読みました。恐い……のかな?どうにも三津田さんの作品は恐いとか不気味だとは思いません。「さぁ行くぞ、さぁ行くぞ」と恐怖感を煽るだけ煽ってからソレが来ても「ああ、やっぱり」と。予想外の大どんでん返しの方が個人的には恐いです><。なので、三津田さんの作品はストーリー自体が好きなんだと思います。
 この作品、途中でラストが想像出来てしまったのは作者の手の平の上とはいえちょとガッカリ。しかし、三津田さんのアナグラムは凄いです!これだけでも読む価値あったよ!
 今日は無貌伝 ~人形姫の産声~ (講談社ノベルス)を読みました。シリーズ第3作。今回は主人公?の探偵の過去編。今のところこのシリーズは第2作の無貌伝 ~夢境ホテルの午睡~ (講談社ノベルス)が一番好きです。
 世界観もキャラクターも好みなのに、いまいち高揚感に欠ける、たんたんとした印象が残念。今回も「探偵秋津」の若かりし頃の話ということなので期待したんだけど……萌がないorz もうちょっと活躍させてあげるといいと思うよ。主人公が行動的でない場合、アクティブだったりボケ担当の相方が必要なんだとしみじみ思いました。その相方が記録者の場合、「名探偵」役への美化や賛美が必ず含まれるから良いですしね☆☆
 さて、次は長い廊下がある家燔祭の丘 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)を読みます。桜井京介シリーズは最終巻!ワクワク。