その後

xkonnox2011-03-15

 東北地方太平洋沖地震で被災された方々の状況をニュースで知る度に、辛い気持ちになります。
 私は北海道在住で、有珠山噴火の時に避難所に居ました。一時のパニックが過ぎ、ようやく避難所を一歩出ることが出来た時、まるで被災地のことが忘れ去られたように、面白おかしく生活されている人達をみて募った一種の「裏切られた」感を思い出します。
 だからと言って、全ての人にずっと沈痛な気持ちで居てくれと言う訳じゃありません。現に自分だって、体感できていない災害をリアルに感じることは難しく、食べ物や水、毛布一枚にも困ってる人がいるのだから自分も飲み食いしないという訳にもいきません。日常を楽しむことは罪悪ではないと思っています。
 けれど自分への戒めも込め、忘れてはいけないのは災害は一時のブームとは違うということです。
 これから避難所・仮設住宅生活は何ヶ月も何年も続きます。
 今、一時だけじゃなく、長く支援を続け、長く日常生活に戻れない人がいることを忘れないことが大事だと思います。