よんだお☆

 まずは、GIANT KILLING(34) (モーニング KC)
 ガンナーズとの戦い!!……を前に、各チームの前節の結果をTV番組内でのダイジェストで紹介するアイディア。
 連載の時には、ここで足踏み?ええ〜っ><。。と思いましたが。こうして作品全体を通してみてみると、何とも見事です!甲府で石浜も頑張っているようですが……><。。
 前節の名古屋との戦いから、熊田とかいままで出番の少なかった選手にも出番があって燃えるよね!亀さんとか……黒田が背後霊化してる(笑)
 大阪との序盤戦。椿VS窪田の若手(U-22)&背番号7同士の戦いがカッコイイ///
 郷田(U-22)監督、ブラン(フル代表)監督が観ているとかそんなこと関係ない、お互い「負けないぞ!」な意気込みが伝わってきました!
 初期の頃に比べて、キャラクターの顔が縮んできていたり、顔中への書き込み線が増えてきているのが若干キャラが老けた印象になっているのは気になっているのですが……。
 やっぱりジャイキリ大好きです!!
 そして「活きのいい部下を持つと、上司も大変」ですに爆笑♪
 片山&畑。生粋の関西人///


 続いて御手洗潔と進々堂珈琲 (新潮文庫nex)
 すごく共感する部分があって、涙が出てきました。読んでいるうちに苦しくなって、まだ全部は読んでいないです。
 1話目。若かりし頃の甘酸っぱい恋のお話ですね。主人公の男性は、今もって若いのですが///
 その若さ故なのか、プライドなのか相手に告白出来ない苦悩と、その思い出が苦くも彼を優しく覆っている雰囲気が伝わってきました。
 でも、相手の女性はどうだったのかな?
 今この作品を読むには、胃が痛いリアルに直面していて苦しくなりました。自分を慕ってくれる存在は嬉しいけれど、手放しに喜べない。
 そして、発達障害の方の話。島田さんは常に社会問題をいち早く提起してきた方です。今回も「発達障害」をもつアスリートとその家族をメインに据えた話しでした。
 自分は、直接発達障害の方と対面することは少ないですが、そういった方との接し方について勉強しています。先日も、ある大学准教授の講演を聞いてきました。その中で「丁寧に説明することは親切に思えるが、言葉が多すぎては伝わらないことの方が多い」という話がありました。
 例えば、あまり英語が得意ではない私に、長いセンテンスの言葉を発するより、理解できるワードを2、3並べてくれる方がずっと伝わる。それが発達障害の方への言葉のかけ方にも繋がるというお話は、とても分かりやすかったです。
 アトポス=アトピィやその治療法についての虚実。病理問題や政治的な問題、それに史実とそれに伴う想像をあたかも真実のように幻惑させる筆力。島田さんはある意味において「先生」です。
 でもって、御手洗さんと石岡君の関係性はファンタジーです(笑)