日記を公開する功罪

 昨年は、全く外に対する意欲関心が湧かなくて読書量もだだ落ちでしたが、最近ようやく「やる気」が起き、書店にも足が向きました。
 そこで困ったのが、これまで「この作者の、このシリーズは絶対に購入している」と自信をもって言えていた単行本の最新刊ではない本の表紙に見覚えがあるけれど、パラ読みしてみたところ、その内容にまったく記憶がないことです。最新刊は読了し、その記憶もしっかりあります。
 購入すらしていないのか、はたまた購入したが未読なのか……。自分では、家には購入したまま未読の単行本はないと思っていたので、混乱しきり。
 結局、そういった単行本数作を購入してきました。そして読んだのですが、やっぱり初見です。が、家のどこかに同じ本があるかもしれない。あえてそれは確認しない。だって(同じ本が)あったら、自業自得?とはいえマイナスの感情が湧きあがりますもの。


 そうして購入した単行本の中に、「自分を保つために本心を手紙(日記)に綴る」というお話がありました。
 作品ではそうした作業として、主人公が公表することが前提ではない日記を書いていましたが、私のこの日記(ブログ記事)の投稿も同じ作業ではないかと考えました。
 今では控えていますが、以前はネガティブな内容の日記も投稿していました。控えた理由は、私自身他人のネガティブな日記を読んだら、嫌な気持ちが伝播したからです。
 でも、今でも時々、ネガティブな内容の日記を投稿してしまいます。そして、数時間から数日後、その日記は削除します。
 嫌な気持ちの伝播と判っていても、非公表の日記=受け取り手のない言葉ではなく、公の場で自分の気持ちを言うことで自分の心に何らかの整理がつことが分かっていて、そうすることで満足できるのだと思います。
 現状この日記には、ほとんど訪問者がいないので心配などしていませんが、本心を不特定の誰かに吐露することで楽になれることもあるなら、ネット上でネガティブな記事を上げることも決して駄目だとばかりは言えないのかな、と思いました。
 過去にここでネガティブ記事を読まれて嫌な気分になった方がいらはったら、申し訳ないです。はい。。


 人生楽も苦もありますが、樂を分け合えるような日々と感じられるような心もちで行こうと思います☆